パナソニックの工事用充電LEDマルチ投光器がとっても使える

2019年02月09日
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道具・工具

EZ37C3

パナソニックの充電式作業ライト。使い勝手も良く何より明るいんです。マキタやハイコーキからも似たものを出したらヒットするぐらいな抜群な製品です。

充電ライト

パナソニック電工製の14.4V以上の充電池(バッテリー)で使える工事用充電LEDマルチ投光器をやっと買いました

すでに発売されて2年程経っているので今更ですが、もっと早く買っておけば良かったと思うほど使ってみたら良かったんです

パナソニックの充電工具を持っていなくても、このライトの為だけに充電器とバッテリーとのセットを買っても重宝すると思えるほど良くできた充電式の充電ライトなのです

バッテリ工具はやっぱり電池

バッテリー工具は電池が基本

充電池であるバッテリーがなければ用をなしえません

現在では18Vタイプで高容量なバッテリーが主流となりバッテリー自体の値段も高いです

本体よりもバッテリーの方が値引き額も低く高容量の純正品バッテリーなどでは使用する充電工具本体よりも値段が高いなんて事もあるぐらい

充電池や充電器付のセット品ともなると尚更、値が張ります

なので充電工具は大体同じメーカーで揃えている人がほとんどではないでしょうか

ひとつのメーカーの充電工具をセットで持っていれば後は本体を買うだけでも使えるし、値が張るセット品を買ったとしても電池や充電器が増える分、使いまわしの勝手も向上し電池切れで不自由するといった事態も回避できますから

余程性能の良いものや使用しているメーカーから欲しい性能を持った製品が出てきそうも無い限りは、お金に余裕でもないと中々バッテリーや充電器付の他社製品にはホイホイと手が出せません

バッテリー工具にとって電池は重要なのです

工事用充電ライトは便利

現場で使われる充電工具は日立(現ハイコーキ)やマキタの充電製品がほぼ主流で、周りで使用者も少ないのがパナソニックの充電工具

建材屋やホームセンター等でも、あまり種類を見かけません

なので、実際の製品を目にする機会や手にする機会が少なく良さや悪さがなかなか分かりません

ただ、同業者ではパナソニックの充電工具の使用者は多いです

職業柄、材料の取引先で1番使うのが電材屋なので電機メーカー系の物は安く手に入れる事ができ、利便性も良いので同業者ではパナソニックの充電工具の使用率は高くなります

先日も応援で来てもらった同業の人が、この工事用ライトを使用していたのを見て初めて明るさの度合いや使い勝手の良さを知り、魅了されてしまったので即買いしちゃいました

やはり現物を見て試用するのが1番です

今までのパナソニック電工製充電ライトの比じゃありません

ちなみに今までの充電ライトがこちらです

一見、明るく照らしてくれそうに思えますが、マキタ製の充電式ワークライトの方が断然明るいです

マキタのワークライトは現場でも見かけて欲しいと思いましたが、マキタの14.4Vとか18Vの充電工具を持っていないので本体のみの購入では使用できず、別で充電器や充電池を買わないと使う事ができないので安くは済みません

マキタには他にも、工事現場で実用出来るスタンドライトと名のつく充電ライトがあるし、ハイコーキ(旧日立工機)からも充電式の工事用ライトが出ています

それらに比べるとイマイチなのが持っている工事用ライトでした


頭に装置して使うヘッドライトと違い、周囲も明るく照らせる充電式の工事用ライト

バッテリーで動作するので移動範囲を選ばず、コードレスなのでバッテリーさえ保てば電源確保の必要がいりません

電源の無い場所で明かりが欲しい時には便利なのです

パナソニックEZ37C3

他社製品に比べると現場作業では実用度に不満があった今まで所有の工事用ライト

それとは雲泥の差と言っても言いぐらい明るい作業環境を得られる工事用ライトを、本体のみの購入で手に入れられるのですから即買いは当然でしょう

やはり同一バッテリーの所持は強みです

飲み代1回分ぐらいで購入できました

パナソニック電工製工事用充電LEDマルチ投光器「EZ37C3」です

投光器と謳っているだけあってバッテリータイプでありながらホントに明るいんです

マキタのML809とかいう化物級の充電式ライトは別にして、これなら他社の工事用ライトにも引けをとりません

使い勝手がとても良い

早速使ってみて1番感じたのは、その使い勝手の良さでした

重さはほぼバッテリー重量に依存と言ってもいいぐらい作業をする人間には気にもならない重さで取り回しも楽です

何より発光面のパネルが可動する事による照射範囲の調整のしやすさ

この発光面の可動は同じ光の強さでも明るさの感じ方を変えてくれます

下に載せたパッケージ写真の様に畳んで使ったり、扇型に広げたり、下に向けて照らしたりと発光部分を好きな様に動かして照射の範囲を変えて照らす事が出来る所が優れどころとなっています

1面はスポット的に照らし、もう1面を壁面等に当てて間接的に部屋を明るくするといった使い方も可能としてくれます

明るさは強・中・弱と3段階切替えでき、強点灯時の最大光束は約1500lm(ルーメン)となっています

ルーメンについてはコチラの記事にちょっとだけ

強点灯時の照射の仕方によっては、V1と呼ぶ(逆富士形1灯用)照明の2、30W並の明るさ感です

照明のない暗所での作業ではとても役立ちます

発光の向きを変えれるので、100W/100Vのワークランプ等を天井からぶら下げているよりも明るさ感があります

この明るさと照射部分を大きく可変出来るのが、現場ではマイナーなパナソニックの充電製品でありながらオススメ出来る点なのです

現場作業以外でも天井から下向きに吊り下げて使うとシーリングライト(天井付照明器具)並の明るさ感を部屋にもたらしてくれるので自宅等での停電時にも活躍

バッテリーは14.4V・18V・21.6Vと3種類の電池を使う事ができて、電圧の高い電池ほど発光持続時間が長くなります

明かりのない移動範囲の多い現場では便利

中段階の発光でもそれなりに明るいので14.4Vの電池でも昼に1回充電すれば、午前・午後と点けっぱなしでも作業に支障なく使えます

仮設照明が不足している現場や移動が多くどこでも明かりが欲しい時など、とにかく便利

バッテリーの為コードレスですから、移動先で天井からぶら下げるなどセットするだけで明かり確保が楽に出来ます

屋外でも助かりますが、残念ながら防水性能はありません

絞りも露出も何も調整せず、オートモードのスマホカメラで3段階の発光状態を写真に撮ってみました

上から弱・中・強発光時です

帰りにコインパーキングで、車室の鼻先に置いて撮ってみたのが下の写真です

左上が無点灯、隣が弱点灯、左下が中点灯で右下が強点灯となっています

昼白色のLEDが20個(17W)点灯し、強点灯で100%、中点灯で50%、弱点灯で10%の3段階の発光切替

重さはバッテリーなしで610g、正面40cm先の照度は3000lxという仕様です

本体のみの価格でも1万円前後ぐらい、充電器や充電池を合わせて購入すると価格はさらに高くなりますが充電式の作業ライトとしては良くできた製品

明るくて、とても便利だと思います


 

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Posted by 先ずはビールをお願いします。

Comment 2

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先ずはビールをお願いします。

コメントありがとうございます

やっぱりEZ37C3は同業の人には評判ですよね
EZ3720Tというマグネットベース付のコンパクトタイプがあるのは知りませんでした
EZ37C3とは別に勝手良さそうで惹かれました
まさかパナソニックのペンドラが3.6Vから7.2Vになるとは思わず マキタにチェンジしてしまいましたが、電池共用できるなら、またパナのペンドラにしてみようかと考えてしまいます
アドバイスありがとうございました

2019/02/25 (Mon) 19:36

クロ

お初にお目にかかります、同じく電工の者です。
EZ37C3、明るくて停電時にも役立つ優れもので良いですよね。
またPanasonicのEZ3720Tという同じような形の7.2Vのタイプもなかなか明るく、側面にフック、底面にマグネットが付いているので、鉄製の盤作業にも使えてオススメです。
電池もペン型ドライバーと兼用で1.5Ahですし。

あ、回し者じゃないですよ。(;-ω-)ノ

急にコメント失礼しましたm(_ _)m

2019/02/25 (Mon) 14:50