パナソニックのサンダーを買ったら若干リニューアルして良くなっていた
ディスクグラインダー
ベビーサンダー
建築現場でも使われる電動工具に、ベビーサンダーと呼ばれる製品があります
一般的には、ディスクグラインダーと言われる電動工具

セットされた切断砥石等を回転させる事によって、鉄やステンレス等のパイプや、板や、丸鋼等を切断する事が出来る便利な電動工具

日立(現ハイコーキ)や、マキタやボッシュ、ヒルティ、リョービ等々、色んな工具メーカーから発売されています
現場では、ディスクグラインダーと聞く事はほぼなく、ベビーサンダーとか、サンダー等と、通称で呼ばれている電動工具です
ベビーサンダーと呼ばれるディスクグラインダーはコンパクトでもある為、100Vタイプのコード式の製品の他にも、電気のない所でも使える、取り回しのいい、バッテリータイプの充電式もあります
メーカーにより、大きさや、形や、重さ、スイッチの位置等の操作性、変速機能が付いていたり、ブレーキが付いていたりと、使いやすさや能力等、様々です
…で、使っていたのは、電気がない場所でも作業出来る、便利な充電式のバッテリータイプ
他のバッテリー工具がパナソニック製品の為、充電池を使い回せるので、ディスクグラインダーであるベビーサンダー(以下サンダー)も、前出画像のパナソニック製を使用していました
ところが、先日、このサンダーを使おうとしたら、故障してしまっていたのです
壊れちゃいました
仕事で便利に使えるサポートツールのひとつに、
帆布製の丈夫な物とか、合成繊維で出来た物など、種類いろいろ
ホームセンターでも売っている、安価で、畳めて便利なポップアップタイプのずた袋は、何個も持っていて利用しています

【出典】藤原産業H.P.ヨリ
鉄線が邪魔
両サイドでカチッとロックされた留め具を外すと、中にスパイラル状で入っている鉄線が、バネ代わりとなってバッグの形を形成してくれます

使わない時は畳んでしまっておけるし、バッグ代わりに必要な物だけ入れて使用したり、片付けや整理が面倒くさい時には、とりあえず収納に困った物を放り込んでおけるし、ゴミ袋が手元に無い時には、ゴミ箱代わりにもなる、使い方多様な便利なアイテム
ですが、持っているコチラのバッグは某国製造品、縫製の始末が悪いからか、値段的にも安いからか、現場でハードに使用していたりすると、上の縁部分から、中の鉄線が突き出てしまう物も存在します
事実、これが2個目の場外

1回チョロっと飛び出たら最後
そのスパイラルな形状からか、使えば使うほど、ニョキニョキ突き出てきちゃいます
こうなると引っ掛かって危ないし、車に収納しておくのにも邪魔になります
しかもこの鉄線、バッグとしての性能を保持する為か結構丈夫で、若干太め、ハンド式の番線カッターぐらいでは簡単に切断しづらく、邪魔な部分を取り去りづらいんです
サンダーが使えない
邪魔くさいから突き出た鉄線を切り飛ばすかと、サンダーを出して切ろうとしてみれば、いつも通り回転はしてくれるのだが砥石を押し当てた途端、まるで電池切れなごとく回転が弱くなった後、止まってしまって全く切れないのです
電池切れかと、フル充電したバッテリーに取り替えても一緒
切れません…
なんだ、調子悪いぞ状態
そういえば先日、雨の中で使用した時に、作業終了後に先端部分から煙吹いた事を思い出しました
壊れたかとスイッチを押しても、キュイーンと勢い変わらず回ってくれたので、そのまましまってしまいましたが、どうやらモーターか何かが、その時にイッてしまっていたのか、それ以来の使用が出来ません
やっぱりモーター類は、煙吹かしたらアウトの確率大きいですね
どうやら壊れてしまった様です
昔は本体製品とか値段も高く、壊れた時は修理のお世話になっていましたが、今や充電工具も性能アップして、バッテリー工具製品の方が売れてる時代
値段も安くなっていますし、下手すると修理代の方が高くついてしまうなんてザラです
この壊れた状態になってしまったサンダーだって、修理に出せば、バラしと直し含めると、安くても1万~1万5000円ぐらいかかるのではないでしょうか?
修理に15000円もかかるなら、新品で本体だけ買い替えた方がいいかもしれません
充電器も充電池もケースも無しの本体だけなら安いはずですから、修理の問い合わせもせずに、本体を値切って買い替える事にしました
新品買う
…と言う事で、パナソニック製品ですから、材料屋で買った方が値切りも利くし、納品も早い
新品を購入しました

修理代より安いかもってぐらいな価格で手に入りました、ネットよりも安かったです
中身はこんな感じ

本体のみの製品ですから、本体の他にはハンドルと、刃を交換する為のロック回ししか入っておりません
ただ、箱開けて、製品を見て喜びです
やはり、電動工具は新しいのがイイですね、今までのより改良されているんです
性能アップ
本体は18Vとの併用が出来るデュアルバッテリー仕様になり、14.4Vでも、18Vでも、どちらの充電池も使えます
さらに、タフツールIPが備わり、防塵・耐水仕様になっていました

【出典】パナソニックH.Pヨリ

【出典】パナソニックH.Pヨリ
今度は、雨の中で濡れながら作業しても壊れないかも
本体の大きさも、若干ですが変わっています

左が旧型で、右が新型です
前のサンダーに比べて、少し短くなっています
元々、他のメーカーのサンダーに比べると、本体が長く、バッテリー装着時のバランスもイマイチだった為、片手では少し、使いづらい感があった旧製品に比べ、少しずんぐりとし、短くなった本体は、前の旧製品より使いやすさがアップしてます(個人感)
ほんの些細な違いで別物感

スイッチの配置や操作は変わってないんですけど、バランスとグリップ感が変わったので、前よりも操作がしやすく感じます(個人感)
修理じゃなくて、買い替えて良かった
切断砥石
新しくなった本体には、新しい切断砥石をセット

サンダーにセットして使用する切断砥石も、各メーカーより様々なのが出ていて、値段も使用感もそれぞれです
レヂトンの金シリーズとか、人気があるんじゃないでしょうか
有名どころでは金の卵
電動工具と一緒で、この切断砥石も使う人の好みが出るところかも
何しろ消耗品で、その交換頻度は作業量に比例します
切れ具合も、持ち具合も、丈夫さも、同じ様に見えて製品によって違いますし、種類も豊富
個人的感想では、某国生産品より国産品の方が切断中の切り粉の飛び具合とか、砥石の安定感や、作業のしやすさとか、調子がいい気がします
買ってみたいけど、ちょっとお高い、タジマのスーパーマムシなんて良さげです
薄物切りに使ってる、ちょっと厚めの、加研工業スーパースリム
切断砥石の厚さ
市販されている切断砥石、種類選択のポイントとして厚さがあります
一般的には、厚物の切断には砥石の厚みの薄い物が向き、薄物の切断には砥石が厚めの切断砥石が向いていると言われます
厚物の切断には、切断砥石の厚みが薄い方が削る面積が少ない分、早く切断出来て焼けも少ないからです
確かに、1mm物の切断砥石と、1.5mmの切断砥石では、0.5mm程の厚みの違いですが、アングル等の鋼材を切ってみると、その切れの良さと早さは、1mm物の切断砥石の方が調子よく感じられます
前の型より使いやすい
ポンと突き出てしまった鉄線をカットしようとしたおかげで、故障に気づいて買い替えたサンダー、未使用の新品本体に、新品の砥石まで付けたら、もう、試し切りも兼ねて、切ってみたくなるのは当然でしょう
高々、鉄線相手ですが、嬉しい初使用です
初めて使う切断砥石、漆黒

(注:撮影の為、砥石のラベル面を表示しておりますが、実際の使用ではラベル面は裏側になり、本来はフランジ締付側と表記されている、プリントの無い砥石面側になります)
本体サイズが変わった為、前のより片手でのスイッチ操作が楽になってますので、左手で鉄線を逃げない様に押さえたまま、抵抗なくスイッチ入れて、切断出来ました
日立(現ハイコーキ)やマキタのサンダーに比べたらイマイチ感あるけど、前のサンダーよりは調子良く使えます
鉄線でしたので、試し切りのかいもないくらい、サクッと切れてしまいました
おかげで、スッキリした収納袋

これで、まだまだ使えます
サンダーは買い替えましたが、こちらはまだ使えるので買い替えません
ただ、いつものクセでパナソニックのサンダーに買い替えてしまいましたが、先日やっと日立の電動工具を購入したのをきっかけに、日立(現ハイコーキ)のバッテリー製品に切り替えていこうと思っていたのを忘れていて、買い替えしたのに残念な気分です
やっぱり電池を多く持っているのと、慣れ親しんでいるせいで、中々切り替えも難しい
でも、買うならやっぱり、こっちのサンダーがよかった
前のよりは良くなっていました、パナソニック製
なんだかんだと、パナソニック製のサンダーですが、その後も便利に使ってます(笑)
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