HITACHIのマルチがすごい
Hitachi Kokiには2つのマルチ
マルチその1
電動工具の日立工機

前回記事でも書きましたが『HITACHI』『Hitachi Koki』のブランド名での販売は9月末までだそうです
電動工具の日立工機が日立グループ離脱建築関係の職人さんには馴染みで人気の電動工具メーカー『日立工機』『HITACHI』や『Hitachi Koki』のブランド名を冠する様々な電動工具等を開発・製作しているメーカーです
マルチツール
Hitachiでマルチと言えばまずはマルチツールでしょう
先端にブレードとも呼ばれる様々な種類の先端工具を取付る事によって多種多様な使い方のできる名前の通りマルチな電動ツールです

元々は海外メーカーのBOSCH(ボッシュ)が国内に導入した電動工具でブレードの種類も数種類しかなかったのですが国内メーカーでも製造を始め、馴染みのメーカーからも発売された事により普及、手作業で行なっていた作業をカバーできる便利さから人気となりました
ブレードと呼ばれる先端工具に至っては海外国内様々なメーカーからも発売されその種類を増やしています
その辺の建材屋でも売ってたりします

某建材屋マルチブレード陳列風景
先端工具のブレードの種類も今では豊富
ブレードの規格がドリルのSDSの様にOISと言うボッシュが開発した同一規格のシステムを取り入れてる為、同じシステムのブレードならメーカー製品問わず好きなブレードを使用する事ができます
マルチツールのキモであるブレード
そのブレードの汎用性が高いのもマルチツール人気のひとつとなってます
ちょっとおまけ
ちなみに現在のボッシュのマルチツール製品はよりスピーディーでヘビーな作業も可能とする為にブレードのシステムをスターロックシステムへと転換してしまい従来の規格であるOISシステムを捨ててしまいました

ただしスターロックシステムのノーマルブレードはOISシステムの物とも互換性があるのでOISの欠点をカバーし進化したと言われるスターロックシステムは現在のマルチツールのブレードの主流となってきているようです

BOSCH純正品のスターロックシステムのブレードだけでもこんなに


HITACHIのマルチツール
各社からも発売されてるマルチツールでHITACHIのマルチがなぜすごいかって
それはオートモードの採用です

使った人からは「イイネ」の声が間違いなく聞けます
マルチツールは先端のブレードが高速で振動します
回転はしません
1分間に20000回まで振動させる事ができこの振動が先端のブレードの作業性に影響します
大体各社とも振動数調整ダイヤルを備えておりダイヤル調整によって振動数を可変させることができますが作業前や作業中に本体やブレードを造作物等から離して振動数を調整したりします
作業の最中にダイヤル調整をする事はほぼありえません
例えば振動数を最大の20000/minにセットした場合スイッチオンからオフの時までその振動数が維持されます
各社とも大体同じ仕様です
それに対してHITACHIのオートモードは固定モードとなる通常モードとは別に機械が負荷状態を判断して振動数を変化させてくれるのです

カタログ記載のとおり15000/minで振動開始しブレードに負荷がかかって作業能力が落ちだしもうちょっと振動数欲しいなぁとか行った時にブ~~ンと本体の振動数が上がりだすんです
これがとってもいいらしく
使った人間を虜にしています
持ち主に言わせるとHONDA CBRのREV(レブ)の様だそう
懐かしいですねCBR
丁度出たての頃がど真ん中バイク全盛の世代です
REV
Revolution- modulated Valve control
回転数応答型バルブ休止機構

HONDAが1983年発売のCBR400Fのエンジンに採用したバルブコントロールシステム
エンジンの回転数に応じて、高速回転域では4つのバルブが作動し、低・中速回転域ではインレット側とエキゾースト側ともにそれぞれ1気筒あたり1つずつのバルブが作動を休止して2バルブとなるシステム。
8500回転あたりで効くREVは当時のCBRの代名詞とも言えるぐらいの画期的なすごさがあり
CBRの速さを決定づけてましたが故障してREVの効かなくなったCBRはバブにも抜かれるほど厄介なお荷物状態でした
Revolution- modulated Valve control
回転数応答型バルブ休止機構

HONDAが1983年発売のCBR400Fのエンジンに採用したバルブコントロールシステム
エンジンの回転数に応じて、高速回転域では4つのバルブが作動し、低・中速回転域ではインレット側とエキゾースト側ともにそれぞれ1気筒あたり1つずつのバルブが作動を休止して2バルブとなるシステム。
8500回転あたりで効くREVは当時のCBRの代名詞とも言えるぐらいの画期的なすごさがあり
CBRの速さを決定づけてましたが故障してREVの効かなくなったCBRはバブにも抜かれるほど厄介なお荷物状態でした
2018年4月現在プロユースのメーカー製マルチツールでオートモードの様に使用最中での速度可変機能を備えているマルチツールは日立工機製品だけなんです
最初から最大振動数にはならずに使っている最中にブイ~~ンと振動が切り替わるオートモードが使い勝手もよろしく好評を得ているのがHITACHIのマルチツール
HITACHIのマルチすごい
日立工機(Hitachi Koki)
マルチその2
マルチボルト
次のマルチはマルチボルトです
バッテリー工具の要である電池
バッテリー工具本体が18V対応となっている機種が主流となっている現在
電池も18Vで高容量化され持ちもパワーもアップしてきていますが
Hitachi Kokiからは18V電池と同サイズにて36Vを実現したマルチボルトなるバッテリーが登場

18V機器に使用した場合は18V電池(18V 5Ah)として使用でき
36V機器に使用した場合は36V電池(36V 2.5Ah)として使用できるバッテリーです
工具の方も18Vと同サイズ品がマルチボルト電池対応36V製品として発売されてます
パワフル
圧倒的なパワー
ホームページではYouTube動画も公開されてます
一部映像をGIFにしてみましたが
18V製品との比較ですが桁違いにサクサク動くのが36V製品です



HITACHIの18V製品でさえ他の18V製品と比べればタフなんですけど…
36V製品のパワーさは圧倒的できです
さすがに36Vにもなれば別物なんでしょうね
BOSCHのハンマードリルを36Vで使用してますがコード並みにパワフルですから
ただし電池は大きく重いです
それを18V電池と同サイズで実現したマルチボルトはすごいですよね
36Vインパクトドライバーの電池装着時の重量は18V電池を装着したインパクトドライバーと比べても100g重いだけ
これからの標準になるのか
今後このサイズが36Vの標準の電池になったらすごい事ですよね18Vと変わらないサイズ
他社も倣ってきそうです
36Vインパクトのカタログ記載の性能

マルチボルト電池使用で36V丸ノコ運用時の切断量の目安

バッテリーはマルチボルトで18Vと36Vの切替機能を備えてます
現行18V製品に使用する事も可能

18Vに使用した時にも36V製品並みの恩恵でも受けれればいいのに

けど18Vサイズで36V運用できるマルチボルト便利かもしれません
Hitachi Kokiのマルチ両方とも魅力です
日立工機 コードレス丸のこ 36V マルチボルト 充電式 刃径165mm ブラック リチウムイオン電池、急速充電器、予備電池付※蓄電池保証書、純正ケース付 C3606DA(2XPB)
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日立工機(Hitachi Koki)
日立工機 コードレスインパクトドライバ 36V マルチボルト 充電式 グリーン リチウムイオン電池、急速充電器、予備電池付※蓄電池保証書、純正ケース付 WH36DA(2XP)
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日立工機(Hitachi Koki)
日立工機(Hitachi Koki)
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