BOROの大阪で生まれた女。この歌が18番まで歌詞のある壮大な人生ドラマだったとは知らなかった。

2016年07月01日
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大阪で生まれた女

昭和世代なら誰でも知っていると言ってもいい、「大阪で生まれた女」。実は18番まで歌詞のある、ひとりの女の人生の歌だったとは平成になるまで知りませんでした

踊り疲れたディスコの帰り

曲の中の歌詞にも出てくるディスコを知る昭和世代の人間ならば誰もが知る、口ずさんだ事があるであろう昭和の名曲BORO(ボロ)大阪で生まれた女

涙脆くなった世代の人の中には聞くだけで感極まるほど、琴線に触れる歌と言っても過言ではないかもしれない

BORO(ボロ、本名:森本尚幸、1954年3月11日 - )は、日本のシンガーソングライター、作詞、作曲家、音楽プロデューサー、兵庫県伊丹市出身。

wikipediaヨリ

踊り疲れたディスコの帰り、これで青春も終わりかなと呟いて…の歌詞で始まるこの曲

きっかけがあった訳でもないのに先日無性に聞きたくなり、加入していた音楽配信サービスドコモのdヒッツで、曲があるかと検索してみれば…

検索結果の中に大阪で生まれた女・18なるタイトルの曲が出てくる

!?

何だ『18』って?

ミュージシャンは大阪で生まれた女を制作したBORO名義になっているので、パチもんの類(たぐ)いではなさそうだ

視聴してみると大阪で生まれた女の聞き慣れたメロディ感のある曲調に、聞いた事のない歌詞がのっている

放課後のグランドとか生徒手帳などのフレーズが出てくるので、高校時代でも歌った曲の様

そうか『18』とは大阪で生まれた女の18歳バージョンとして作られた曲なのだろうか

馴染みの「大阪で生まれた女」を聞くつもりでしたが、どうせ曲は定額聴き放題

コレはコレで聞いて見ようとmyヒッツに入れてゆっくり聞いてみる事にしました

そっちの18ですか

早速聞いてみると

確かにBOROの歌声でメロディは大阪で生まれた女の感じで間違いない

若い二人を感じさせる言葉が並べられている初めて聴くその歌詞に興味をもったので、歌詞でも表示させてみようと画面を切り替えて再び びっくり

またしても

!?

なんだ34:02って

よく見れば表示されている曲の長さがスゴイ長いじゃありませんか

大阪で生まれた女って5分ぐらいの曲じゃないの?

34分って何?

落語?浪曲?クラッシック?

ホントにそんなに長いの?

スライドバーを右に滑らし曲を先送りしてみると、確かに歌詞と曲調が変わりはしましたが大阪で生まれた女のメロディがまだ流れてきます

ホントに30分越えの曲のよう

気になったので検索してみると、またまたびっくり

もう3度目の

!?

です

大阪で生まれた女実は18番まで歌詞のある曲だそうで、そちらがオリジナルなんだとか

オリジナルは18番まで歌詞がある34分の曲である。このシングル版では原曲の4番、6番と、16番の一部の歌詞を用いている。4番を選んだ理由は「ディスコ」という、発売当時の世相を表すキーワードが入っているからであった。

wikipediaヨリ抜粋

つまり大阪で生まれた女・18の 18 とは、18歳を意味する訳ではなく、18番まで歌詞のあるフルバージョンの大阪で生まれた女だったのだ

知りもしませんでした大阪で生まれた女がそんなに長い曲で、むしろ、そっちがオリジナルだったなんて…

すごいですね大阪で生まれた女

フルバージョン

言わば知っていた大阪で生まれた女は、フルバージョンからすれば一部の歌詞を抜粋したショートバージョン

すべてだと思っていたら序盤部分の4番と6番の歌詞を主体にした曲だったなんて

その前後には、まるで存在する一人の女性の人生を歌にしたような内容のしっかりとした歌詞が綴られています

一番最初の作品が実はエピソード4であり、壮大なシリーズの中のひとつだったという、映画スターウォーズのよう

大阪で生まれた女も一人の女性の壮大な人生ドラマになっています

フルバージョン恐るべし

そんな長い大阪で生まれた女・18はカラオケでは絶対に歌えません

ドラマですか?

34分近くある曲です。歌を人に聴かせる術もないような人間が人前で歌う事を許さない禁断の曲

聴かせるBOROは、さすがミュージシャン

長いけどラジオドラマのように歌詞が飛び込んできます

視界に余計な物が映らない夜の高速道路とかを、巡航速度で走りながら、窓閉めて、浸れるぐらいの音量で聴き入ろうものなら雰囲気モンです

さすがに18番まで歌詞があるとどこかで自分と重なる事もあるのか、或いは年のせいなのか、女性の事を歌った歌かもしれませんが泣けます

フルバージョン大阪で生まれた女。マジでドラマじゃないですか?

歌詞が人生ドラマのあらすじのように思えてきたりして・・

大阪で生まれ育った恋人同士の18歳の高校生の男女

仲良く楽しく過ごしていた毎日、ある日、男に変化が訪れる

母親の死と高校卒業をきっかけに自分のやりたい事、夢を追い求めて東京行きを決心

街を出ていく事を決める

大阪最後の思い出に二人でディスコへ、いろいろあった男は現在を変えるべく東京に出て夢をかなえる道を選ぶ

男は夢に生きれるが、女は現実を考える

東京に行く男と大阪に残る女

大阪に残り新たな生活をはじめる女、しかし好きだった男は大阪にはいない

新たな一歩や新しい愛には生きれず、男を追いかけ大好きな街、大阪を出る決心をする女

そして男と一緒になるため東京へ向かい、やがて2人はアパートで一緒に暮らす

2人で夢を追い求める事を選択し、輝ける未来がそこにあると信じて2人で生きだす

だが現実は甘くない

夢を求めるだけでは暮らしていけない

現実は辛く厳しい

そこには厳しい生活と生きて行くだけで精一杯の毎日

夢は夢とすら思えないほどはるか彼方

やがて女の親から手紙が届く

親が願うは子供の幸せ

実家への帰宅を促す手紙

楽しかった学生時代とは違い、自分達の力で生きて行かなければならない今

夢に生きれない現在

辛くキツイ毎日、女を幸せにできずに夢をあきらめかける男

お互いが好きだからこそ、若い2人にはその手紙が現実に思えてしまう

夢を叶えてほしい、夢にまっすぐ向かってほしい

枷になる事を拒んで大阪に帰る決心をし、大阪に帰って行く女

やがて女には子供ができ、家庭ができる

それでも心の中にはあの日の思い出、忘れる事のない日々がある

今の自分が、人生があるのは、あの日々があったから

変わっていく街、変わっていく自分、変わらないのは夢を追い続けている男

やがて男は夢を叶える

大阪を後にし幾年月、男はついに夢を叶えたのだ

女は男に手紙を送る

別れた後も応援していたのであろうか、男に送る最後の手紙

最後の手紙を夢をかなえた男へと送る

夢をつかんだ人へおめでとう・・・と

大阪で生まれた女より

そんなあらすじのようなものが見えてきそうな歌詞です

聴きたい時に聴くとやっぱりいいです

大阪で生まれた女・18の歌詞

せっかくなので歌詞を載せてみます

大阪で生まれた女・18 フルバージョン歌詞です

【1】

放課後のグランドで

待ち合わせて帰る

二人を西陽がつつんでいる

生徒手帳の中の写真が

愛を教えていた

大阪の風をうけて歩いた

まだなにも知らなかった

大阪は二人にとって大きすぎて

怯えるようにながめていた

放課後のグランドで

待ち合わせて帰る

風にほこりが笑ってた

【2】

ある日母が眠った朝

ただとまどっていた二人

すべてがその日から

変わりはじめ

男は夢にむかいはじめた

大阪の街を二人で歩き

少し大人を演じていた

大阪の街は二人を見ていた

小さな恋人達を見ていた

ある日母が眠った朝

小さな男が歩き出した

【3】

卒業をむかえた3月のある日

二人はもっと愛しはじめ

この愛のくずれる

ことだけがとても怖かった

大阪でぎこちなく

生きていても

夢を見れないと思ってた

大阪を出ることで

それに変わる

夢を手にいれようと思った

卒業をむかえた3月のある日

愛はより深くなった

【4】

踊り疲れたディスコの帰り

これで青春も終わりかなと

つぶやいて

あなたの肩をながめながら

やせたなと思ったら

泣けてきた

大阪で生まれた女やさかい

大阪の街よう捨てん

大阪で生まれた女やさかい

東京へはようついていかん

踊り疲れたディスコの帰り

電信柱にしみついた夜

【5】

男は夢に立ちむかうけれど

女はまもるものがある

男は壁をのりこえるけれど

女は愛をさがした

大阪で生まれた女やさかい

この街をまもりたい

大阪で生まれた女やさかい

この街で何かをさがしてた

男は夢に立ちむかうけれど

女はまもる愛をみた

【6】

たどり着いたら一人の部屋

裸電球をつけたけど又消して

あなたの顔を思い出しながら

終わりかなと思ったら泣けてきた

大阪で生まれた女やけど

大阪の街を出よう

大阪で生まれた女やけど

あなたについて行こうと決めた

たどり着いたら一人の部屋

青春に心をふるわせた部屋

【7】

ひかり32号に乗って東京へと

涙がとめどなく流れつづけた

街をすてることの涙と

止める言葉をふりきる涙

大阪の街をふりかえると

そこにも夢はあった

大阪の街をふりかえると

そこにも愛は確かにあった

ひかり32号に乗って東京へと

二人きりの夢を持って

【8】

立教大学の近くの小さな部屋

それが二人の愛のかたまり

夢を追いつづける二人は

現実のすべてを見た

大阪で生まれた女やさかい

負けられへんと思った

大阪で生まれた女やさかい

がんばらなあかんと言いつづけた

立教大学の近くの小さな部屋

何もないけど輝いていた

【9】

学生達でにぎわうこの街に

似合いもしない二人のくらし

求人広告を目でおいながら

なんとかなるよとつぶやいた

大阪で生まれた女やもん

夢をもたんとよう生きていかん

大阪で生まれた女やもん

負けられへんそれが口ぐせ

学生達でにぎわうこの街に

今夜小雨の空の色

【10】

今日

西口のロータリーでのもめごと

警官が学生を追いかけてた

生きることに必死の二人には

馬鹿げたことだと思えた

大阪で生まれた女にとって

夕焼け色のビルは喜び

大阪で生まれた女にとって

明日を感じる何かがほしい

今日

 

西口ロータリーでのもめごと

テールランプに揺れる人影

【11】

あつい日々を生きてた二人

夢は現実にくずれ去ろうとする

苦しみの中で二人の愛だけが

ただ一つの本当のこと

大阪で生まれた女にとって

喜びはどこにあるのだろう

大阪で生まれた女にとって

悲しみはどこにあるのだろう

あつい日々を生きてた二人

愛しか信じるものはなかった

【12】

ゆうべ二人の部屋に届いた手紙

つらいメッセージだった

そんな暮らしをはやくやめて

大阪へ帰れと言っている

大阪から飛び出した若い二人は

とまどうばかりだった

大阪から飛び出した若い二人は

この街で怯えていた

ゆうべ届いた手紙に

目をふさぐ二人がいた

【13】

なすすべもなく眠る人よ

あなたの夢は終りじゃない

現実にくずれ去ることよりも

現実を生きてほしい

大阪で生まれた女が今日

東京を一人出て行く

大阪で生まれた女が今日

生まれた街へと帰って行く

なすすべもなく眠る人よ

自分をこわさないでほしい

【14】

扉をあける扉をしめる

きしむような音がする

心に扉があったら

二人の扉に鍵がかけられた

大阪からの手紙はやがて

色あせた悲しみに変わり

大阪からの手紙はそして

色あせた人生の事実となった

二人には好きな人が出来

やがて大人の扉をあけた

【15】

やがて愛する子供が出来

あの青春を思い出す

やがて愛する子供が出来ても

あの日々は消えない

大阪はめまぐるしく変わって行く

時代を創る人達の手で

大阪を変えて行く時代の中で

あなたのうわさを聞くことがある

ここで愛する子供が遊んでいる

あの日の思い出にありがとう

【16】

最後の手紙

夢をつかんだ人へ

すばらしい人生を創る人よ

あなたがくれた日々に乾杯

大阪は今日もあの日のまま

あなたの青春が残っている

大阪は今日も活気にあふれ

又どこからか人が来る

最後の手紙

夢をつかんだ人へおめでとう

大阪で生まれた女より

大阪で生まれた女より

【17】

すべてをつつむ力があれば

愛は終わらない

たとえばあの陽のように

すべてをつつめば……

そこに

街があり人が住む

そこに

川が流れ鳥が舞う

そこに

小さなアパートがあり

そこに

永久の愛があるかも知れない

でもそれを

大人達は知らない

【18】

青春は何かをつかもうとする時

ゆがんだ正義をつかまされもする

それを否定することは出来ない

たとえ小さな過ちでさえも

それは小さな二人の

愛のせいではなく

青春そのものが

ゆれ動く時代

しみじみ聴くとやばいですよね

これだけで終わらない

以上が大阪で生まれた女・18の18番までの歌詞ですが

後年、これに19番から21番までの歌詞も作られ、それにより、大阪で生まれた女が、歌詞が作られた時点で作詞作曲者のBOROと同じ年齢で孫までいるという事がわかったのでした

とても架空の人物とは思えない

と、話題にもなったらしいです

全部で21番までとなった大阪で生まれた女

まだ完結していないとか

ちなみに追加された三曲の歌詞はコチラです

【19】

構想で騒がしい上六あたりを

娘の家族と歩いてた

このこがまだ若い頃に

夢を語って歩いた道

大阪で生まれた女やさかい

庶民の夢は可愛いもんやね

大阪で生まれた女やさかい

この街の名前を抱きしめてきた

おんなじ夢を持つ娘と

今日は並んで歩いた

【20】

悲しみをのりこえるのは

笑うことやね

そやからうちらはよう笑うたね

あの人が逝かはってから

私もだいぶ無口になったね

大阪で生まれた女やさかい

笑う事は得意やもんやね

大阪で生まれた家族やから

しっかり手を繋いでいくんやで

悲しみはいつも台所の

笑いの鍋で煮込んだね

【21】

古い話を聞かせてかんにん

あんたらは私の誇りやからね

私の肩を叩いてくれる

小さなゲンコツも誇りやで

大阪で生まれた女やさかい

自分は歳とらんと思い込んでる

はしゃぐあんたらと

何もかわらへん

それが大阪で生まれた女

【了】

ユーチューブに他人様の動画ですがありました

TV用アレンジの様ですが

削除されてなければ…

過去に何度も映画化の話があるとされるこの曲

いずれも作詞作曲者のBOROのイメージとは違うらしく映像化にはいたってませんが、映像でも見てみたい気がします

振り返るとそこは灰色の街

青春のかけらをおき忘れた街

青春のかけらをおき忘れた街

 

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Posted by 先ずはビールをお願いします。

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