えっ?マジ?ホントにかかるの!?車のバッテリー上がりの時には電動工具のバッテリー
エンジンがかかるんです!
バッテリーの電圧が下がってしまいエンジンが始動出来なくなって困った時、電動工具のバッテリーを使ってエンジンを掛ける事が出来て助かりました。
【ご注意】
今回の記事に書かれている内容は「大変危険です」生命及び車両等に重大な被害や損害を与える可能性があります。
「安全である」という実験データも確証もありません。この記事に書かれている内容に関し行った行為等に関する一切の責務は負いません。ただの体験談と言う事をご承知の上で閲覧下さい。
よろしくお願い致します。

現場から帰る時にバッテリーが上がっちゃった
現場職人には欠かせない物
道具と車
どちらも大事です

車が無いと移動だけでなく、道具や材料の運搬にも大きな支障をきたします
そんな車のトラブルのひとつがバッテリー上がりではないでしょうか
とは言っても、頻繁に起こるトラブルではないですけど、相手は機械物
何が原因で、いつ起こるかは分かりません
ただ、起きてしまったら面倒くさい
今の車にしてから、まだトラブってませんが、前に乗っていたキャラバン末期(20万キロ以降)の頃には、数度経験することに
ある日突然バッテリーが
それはある冬の夜
現場終わりの帰りに予兆もなく…

引き渡しも近いテナント工事現場
あら方終わりの見えた夜遅く、そろそろ帰るかと仕事を終えて車の停めてあるコインパーキングへ
エンジンをかけようと、いつものようにキーを回すと
エンジンかからず!
代わりに、いつまでも回り続けるセルの音
エンジンをかける時には聞きたくない音です
キュルキュルキュルキュル
キュルキュルキュルキュル
Σ(゚Д゚)がーん!!
あぁ、空しくセルの回る音
(掛かれ!)と思ってキー回せども、夜中のコインパーキングに音だけが響く
キュルキュルキュルキュル
繰り返す度にだんだん弱くなっていき…
やがてウンともスンとも言わなくなりました
うわぁ!バッテリーですか?

5年で走行20万キロ越え
その間、一切、バッテリーをノーメンテナンスなのがいけなかったのか
積んでるのは普通のメンテナンスを要する、キャップ付きバッテリーです
言い訳すれば、そもそも面倒くさい場所にあるんです、バッテリー!
それは、助手席の後ろの下!!
ちなみに現在の車(キャラバンNV350)も対して変わりません
助手席の下ですからナビシート跳ね上げ
後方に荷物があると跳ね上げ出来ません
貨物車なんだからもっとメンテナンスのし易い位置にした方がいいと思うのですが…
…と、話それてしまいましたが、それらも含めて
一般的にはそのような場所にバッテリーがあっても支障はないのでしょうが、後ろには荷物がわんさかさです
スライドドアを開けて横に寝る事すら出来ませんし、荷物で後ろに人は乗れません
たまに、助手席まで荷物が占拠してワンシーター車にもなります
当時の写真ではありませんが、こんな感じで後ろの座席部分は材料や道具類が殆どを占めています

横のスライドドアを開けた状態で、写真左手フレーム外が助手席です
毎年くる車検とエンジン回りのメンテナンスぐらいの時しか荷物を降ろす事もないのですが
只今、トラブル発生中
これらの荷物を降ろさなくては、バッテリーの顔を拝む事さえできません
左側の荷物は、ほぼ全部邪魔になってます
おまけに下の方まで荷物はたっぷり
しかも荷物は重いんです
ですが、当時はバッテリー上がり発生中
横のスライドドアを開けて、荷物を降ろす
何とかしてでも帰りたいから、荷物降ろして、バッテリーを露出させる
夜遅いコインパーキング、隣が空いていて良かったです
隣の車室は荷物の山
やっと顔を出させたバッテリーの電圧をテスターで測ってみたら、10V(ボルト)ちょっと、という本来よりも低めの数値
ただでさえ始動電流の必要なディーゼル車には完全に容量不足なのか
時刻はすでに0時付近
しかも季節は12月の中頃でクソ寒い
JAFの会員ではないので、ガッチリ現金払いのJAFはお金がもったいないので呼べない
近くにガソリンスタンドすらもない
現場にはもう誰も居ない
付近を車が通らない
電車もない
バスもない
帰りたいけど帰れない
ここは都内で家は藤沢
ウチのに来てもらっても遅くなるし、他の現場で仕事してる知り合いに電話でもして来てもらっても時間がかかる
結局誰かを呼んでも、あっという間に時間は2時、3時で、そこから家に帰っても朝になってしまいます
面倒くさいな~、何とかならないかな~と思った時に、閃いたのが今回の技です
技でも、何でもないんですけどね
ダメなら翌朝、皆が来るまで現場で寝ればいいだけ

今回、記事に書いてみたのは、先日現場で知り合いがバッテリー上がりを起こしてしまい
「バッテリー上がっちゃったよ」「ブースターケーブルは持ってるから、車を横付けしてバッテリーチャージして」と頼まれた時に
車のバッテリーは助手席のシート下
相変わらずの積載物をどけてバッテリーを出すのが、面倒くさかったので
「充電のバッテリーがあればエンジンかかるよ」と、今回の方法でエンジンを掛けてあげたら驚いた
後日、その話を自分の現場の他の職人に話してはみたものの、聞いた人が試すハメになるまでは半信半疑だったらしく、ブログに書いちゃえと言われたので書きました
なので、記事を書いているよりもずっと前の話です
回りでもバッテリー上がりのシチューエーションに出くわし、「やってみたらマジでかかったよ…」と聞きますが、世の中にはジャンプスターターというバッテリー上がりのトラブル時にエンジン始動させるための市販品がありますから、そちらの方が簡単に安全に解決出来ると思います
ジャンプスターターもなく、同じような境遇になって困ってしまった現場の職人さんの助けに少しでもなればと思って書いた記事ですが、意図しない相手や知らない相手に怪我されたり、文句言われたり訴訟沙汰とかイロイロと面倒くさい世の中です
昭和生まれの昭和育ちの人間には、この様な記載をしなくてはいけない世の中には嫌悪感しかありませんが、繰り返し記載させて頂きます
大変危険です。
重大事故になる可能性があります。
車両や工具が不動になる可能性があります。
実践しないで下さい。
こんな話もあるんだなぁ、程度でよろしくお願いします。
当ブログを参考に行った行為は全て自己責任です。
当方及び当ブログでは一切の責務を負いません。
よろしくお願い致します。
電動工具のバッテリーを使う
閃いた技とは書きましたが、大したものでもありません
車にある唯一の電源を使いました
充電池です
それもバッテリー工具の充電池
車のバッテリーの電圧は12V
現場で使われるバッテリー工具の電池は今やほぼ14.4V以上、主流は18Vへとシフトし、工具によっては24Vや36Vなので車の中には充電池たっぷり
コレを繋げばバッテリーでエンジンが掛かるんじゃないかと
冬のクソ寒い夜中、早く帰って風呂入りたい!帰りたい!手段は選ばない!
…と言う所から始まりました

フル充電の電池パックを用意!
14.4V以上のフル充電された電池パックか、まだまだ容量が残っている電池パックがいります
メーカーは問いません

さっきまで仕事中です
満タン電池あります
充電池を車のバッテリーに繋ぐ為の電線がいります

電気屋に頼んでもらったり、捨ててあるのを拾わなくても電気屋ですから電線は車の後ろに積まれてます
CVTやCVは剥くのが面倒くさかったので、すぐに取り出せたイチロク(VVF1.6mm)のFケーブルを使用
車のバッテリーから充電池までなので短くてもオッケーです

電線を剥いて芯線を出しました
反対側も同じように剥いておきます

使用する充電池ですが、よく見ると差し込み口が何ヶ所かあってプラスとマイナスなどの記号が表示されています

画像の充電池はパナソニック製の充電池です
プラス(+)の差し込み口が2つとマイナス(−)の差し込み口がひとつあります
2つあるプラス端子は、ひとつが充電用で入力用のプラス差し込み口、ひとつが出力用のプラス差し込み口になっています
使用する電動工具の電池の取り付け面をひっくり返して見てみれば、刃型の接続端子があり、この刃型の差し込みと一致する差し込み口が出力用のプラス端子となります

パナソニック製の充電池の場合
左のピンクで囲んだ差し込み口が工具本体の刃型と一致するので、出力用のプラス(+)
真ん中の青で囲んだ差し込み口が充電器の刃型と一致するので、充電用のプラス(+)になります
なので、左の出力用プラスの差し込み口と、1番右のマイナスの差し込み口にさっきの剥いた電線を差します

イチロク(1.6mm)のFケーブルだと、電池の端子に差し込む時に、具合によっては細かったりして抜けてしまう場合もあるので、アタマを折り曲げたりし、抜けづらくしました
これを電池パックに差しこみます

差し込んだ瞬間電気が流れるので、剝いてあった反対側の電線の芯線には絶縁テープを巻いております
万が一にも剝いてある線が触れてショートでもしたら電池が使い物にならなくなってしまいます
テープ巻きが面倒ならワゴを抜き差し
接触させないように気をつけながら、電池パックに差した線の反対側の芯線をバッテリー本体の同じ極性側に差します

【出典】ネット画像ヨリ
充電池のプラスの差し込み口に差した配線の反対側の芯線をバッテリーのプラス端子へ
マイナスの差し込み口に差した配線の反対側の芯線はバッテリーのマイナス端子へ

【出典】ネット画像ヨリ
配線は1.6mmのエフケーブルなので、この隙間にでもねじ込む
ちなみにコチラはマイナス側
プラス側は入る隙間が無かったので、長く剥き直して端子に絡めました
電線と端子を、樹脂製のスプリングクランプなどで、挟んで固定も考えましたが、物がすぐに出なかったので端子に直接巻いてテープ巻きです

【出典】ネット画像
…で、このままエンジンを掛けたらエンジンが掛かりました
イケると思った通り充電池でも車のエンジン掛けれました
が、
車とバッテリーと充電池は繋がったままなので充電池は壊れて使い物にならなくなってしまいます
早く帰りたかったので、繋いで即エンジンを掛けてしまいましたが、電池がパーになるとは
充電池をパーにするぐらいならJAFを呼んだ方が安かったかも
後日、再びバッテリーがダメだった時にイロイロ試して見た結果
繋いだままエンジンを掛けなくても、放っておくと、車のバッテリーが少しチャージされるのです
充電池をバッテリーに繋いだ後、エンジンをかけずに放置します
その時はタバコ1本吸いながら15分ほど待ちました
繋がっていたバッテリーの電圧を測ってみると14Vを表示
ですが、充電池を外すとカウントダウンするかのごとく電圧の数値は下がって行きます
なので、バッテリーから充電池を外したら素早くエンジンを掛けます
もどかしいのはディーゼル車の場合、グローの加熱という若干の時間ロスが…
それでも充電池を外した時に12V以上ぐらいあれば、大体掛かってくれました
充電池を長く繋いでおくとキープされる時間も少し長くなるみたい
あると便利なテスター
14.4Vの電池パックでも、満タンなら電池自体の電圧も高め

何とかなるみたいです
ちなみにどの電池も容量がなくて、ボッシュの36Vの電池を使った時はバッテリーの容量が上がるのも早かった
でも危ないですから、やめて下さい
どうしてもの、困った時の緊急として、あれば便利なのがジャンプスターター
今では万が一の常備品です
電源のない時にスマホも充電出来ますし、案外と便利です
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