ポストホールディガー!縦穴掘りのためのスコップ

2015年06月02日
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道具・工具

ポストホールディガー

ポールや柱など、垂直物を埋める穴を掘るのに必需品なスコップです。

仮設ポールを立てるのには欠かせない

数件あった、自分の現場が一段落する

けれど、現場が空いた時には、依頼が来ている物件の見積りや、図面作成などのデスクワークが待っていたり、溜まっていたり…

私の場合、机に向かって仕事をするっていうのが性に合いません

現場に出て、好きな様に仕事をしていた方が気が楽

1日やっただけで嫌になってしまいました

そんな翌日、仮設のポール立ての仕事の依頼が来たので、他の人間に行かせず自分で行く事に

ポールを立てる工事とか、自分でやるのは何年ぶりと言うぐらいブランクがあるのですが、机に向かって仕事をしているよりはマシかと取る

information

電気のない工事現場等で、工事期間中に電気を使う為、電気を引込む為に立てるポールが仮設ポールです

 

電柱の横に見える細長いポールに、分電盤と積算電力量計が付いている、単純な引込み柱が仮設ポールです

このポールを立てるのに、必需品と言っていいぐらい欠かせないスコップが、ポストホールディガーと言う名のスコップなのです

ポストホールディガーと言うスコップ

昔から使っている、金属印のポストホールディガーがコチラです

普通のスコップを2つ合わせた様な複式スコップです

「2丁スコ」とか「穴掘り」って呼んでます

ポストホールディガーと呼ぶ事は、現場では、ほとんどありません

ですが、名前や呼び方はどうあれ、このスコップが縦に穴を掘るのに、とても優れたスコップである事に変わりはありません

穴を掘る

このポストホールディガーを使って、ポールを立てる為の穴を掘ります

ポールを埋め込む深さは、だいたい900~1000mmほど

立てたい所の地面を垂直に1メートル前後、穴を掘るのです

普通のスコップで1メートルの穴を掘ったら大変です、深く掘る為には穴の大きさは大きくなるし、余計に地面の土を掬わなくてはなりませんから労力も余分に使います

垂直に穴を掘り進めるなら、当然、ポストホールディガーでしょう

地面に突き刺してグリップを左右に開けば、テコの原理で先のショベルの部分が閉まり、土などを掬い取れるのです

掬い取った土です

1回で掬い取れる土は、土質や固さなど、条件により異なりますが、いずれにしてもショベルよりは大きく掬えませんので僅かな量です

この刺して、開いて、掬い取る、といった動作を繰り返して、縦穴堀りを進めるのです

穴を左右に広げる事なく、狭いエリアでも真っ直ぐに穴を掘り進められます

なので仮設ポールだけでなく、看板の柱や、スペースガード等の柱など、縦に穴を掘る必要がある場合には、このスコップは重宝されているんです

これでだいたい90cmぐらい掘った深さになります

グリップ部分に目安のテープを巻いてあるので、測らなくても深度の目安にちょうどいい

穴がキレイに掘れています

場所によっては、ものすごく掘り進めるのに難儀な固い土壌の所もありますが、手掘りで掘るには欠かせないスコップなのが、このポストホールディガーなのです

ポールを立てる

穴掘りに適したポストホールディガーの事を書きましたが、今回の作業はポール立てです

穴はポールを立てる段取りでしかありませんので、電気引込用の仮設のポールを掘れた穴に入れ込みます

水平器で立ちを見て、ポールの周りをガチガチ固めながら埋め戻します

ちなみに、デスクワークが嫌で、ポールを立ててみましたが、「こんなにしんどかったっけ」と言うぐらい、久しぶりの穴掘りとポール立てはちょっと身体にきました

普段使わない筋肉にも負荷かけて、多分明日筋肉痛(笑)

年がら年中やっていないとダメですね

こんなわずかな単純作業で疲れていては、他の人間に笑われてしまいます

でも、ポストホールディガーを使えば、スコップで掘るよりも縦穴を楽に掘れるのは確かです

ビールがうまい(おまけ)

他の記事でも書いているように、私、酒好きです

中でもビールがとにかく好き

毎日飲みます

体力仕事した日には、より一層ビールが美味しく飲めます

やっぱり、汗かいて仕事した後のビールは抜群です

ビールの為に仕事しているといっても過言ではありません

なんて書いてはみたものの、風呂に入ったら、どっと疲れがやってきて出掛ける元気も失せてしまう

よく行くお店も今日は休みだし、生ビールを飲みたくなってコンビニで買ってくる

いつもの瓶ラガーも美味しいが、たまには違うのもおいしい

やはり、汗かいて仕事した後のビールは缶ビールと言えど激ウマでした

お疲れ様です

 

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Posted by 先ずはビールをお願いします。

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