プロコンシリーズ。ベッセル(VESSEL)のストリッパーを買った。
ベッセルのストリッパー
ドライバーなどのツールメーカーとして名の知れたベッセルが、ストリッパー(電線皮むき器)を発売したのでとりあえず買ってみました。
ベッセル
用途別や形などドライバーの種類の多さから電気屋での使用率が高めの工具メーカーベッセル

株式会社ベッセル
大阪に本社を置く日本企業
VESSELブランドで知られる工具メーカー。一般ホームセンターに多く出荷しているため、比較的安価であるが、コストパフォーマンスが良いことから、プロの中にも愛用者が多い。
特に主力商品のドライバーは、日本産ドライバーのトップブランドで、日本国内シェア約60%を占める。
wikipediaヨリ一部抜粋
インパクトドライバーなどの電動工具で使用するビット類の種類も多いので、建築現場の職人さんにも名の知れたポピュラーなメーカーです
プロコン
インパクトドライバーなどで使うビット製品や手回しのドライバーなどが主力商品のベッセルですが、製品の中にプロコンと呼ばれるシリーズ製品があります
玄人魂と書いてプロコン(PROKON)というシリーズ製品
現場の職人さんにアピールするかの様な鯉口シャツや波柄をモチーフにしたようなデザインをパッケージや一部に取り入れ、ネーミング的にもちょっと心くすぐられる製品です
そのプロコンシリーズから、ドライバー系の道具以外で現場でも使用出来そうな道具が発売されたのです
ストリッパー
特定の分野に長けた専門の職種が集う建設土木業界
各職種向けに特化した様々な道具があり、作業工程や作業状況に影響するほどの必要不可欠な道具として作業時には使用されています
電工ツールという電気工事の作業を円滑に行える様に開発や製作された道具もそのうちのひとつ
そんな電工ツールの道具の中にストリッパーと呼ばれる道具があります
電線の皮むき器です
電線の導体を覆う被覆を剥ぎ取る為の道具
電線を多く扱う電気工事業の人なら、ほぼ持っている、使っている道具のひとつと言えるほどメジャーな道具です
電線の種類に合わせて各種のストリッパーがあるのですが、中でも一番使われているストリッパーが

この道具が便利なんです
おそらく電気屋が扱う、一番手にする使用する電線がVVFとよばれるケーブルです
コンセントや照明など20アンペア以下の小容量の電気回路の配線のほとんどに使われる電線です
600Vまでの低圧屋内配線用のケーブルである。単線または撚り線の銅線(心線)をポリ塩化ビニル(PVC)で包んで絶縁し、さらにその外側をポリ塩化ビニルのシース(外皮)で包んでいる。
心線を一直線に配置した平形(Vinyl insulated Vinyl sheathed Flat-type cable; VVF) と、放射状に配置した円形(Vinyl insulated Vinyl sheathed Round-type cable; VVR)がある。
ビニル鎧装がいそうケーブル (vinyl armored cable; VA線)とも呼ばれる。ポリエチレン素材のものは平形がEM-EEF、円形がEM-EERである。
wikipediaヨリ
VVFも含め配線に使う電線は絶縁被覆に覆われていますので接続する為には導体を露出させる為に覆われている被覆を剥かなくてはなりません

【出典】愛知電線株式会社 H.P.ヨリ引用
素手で導体を剥き出すのは至難の技、電工ナイフなどで外皮のシースを切り取り、導体の周りを覆っている絶縁体を剥きとるのですが、画像の様に導体の心線はそれぞれ絶縁されていますので芯線の本数分手間を取られる事になります
さらに導体である芯線には一切のキズをつける事なく剥きとるのも条件です
ニッパーやペンチを使ってキズを付けずに感覚で被覆を剥いだとしても、同じ品質を何十、何百本と維持して剥きとるのは結構な労力
それがストリッパーを使えば簡単に目的を達成出来ます
使い方はグリップを握るだけの簡単動作
好みの長さで導体を露出させる事も出来ます
しかも作業能力や品質は道具に依存され、適切に使用出来れば、ズブの素人でもプロと同じ仕上がりで被覆を剥ぎ取れるんです
電線を指定の場所に挟んでガシャンとグリップを握るだけの簡単作業を繰り返すだけ
そのストリッパーがベッセルからプロコンシリーズとして発売されたのです
ベッセルのプロコンストリッパー
それがコレです

形は他のストリッパーと変わり映えしませんがVESSEL(ベッセル)製です
ベッセル製というだけで、何となく格好よく思えてしまいます
仕事道具は見た目の良さよりも機能と使い勝手の良さが大事ですが、ホントに何となくですが見た目で惹かれてしまいました
ただし、ベッセルのこのストリッパー
切込みの深さを調整出来るスライドレバーが付いているんです

電線は同じ様に見えても微妙にデキが違っていて、メーカーによって外皮や絶縁体の剥きづらさが違うんです
同じ刃先調整でストリップしても、滑って剥きづらい時とか、刃が入りすぎて芯線にキズを入れてしまったりとかする事があります
ベッセルのプロコンシリーズのストリッパーは面倒くさい刃先調整をする事なく切替レバーで若干調整出来る機能を備えているのです
…で、それもあって買いました
道具なので使ってみないとわかりませんけどね
上の画像の普段使用のストリッパーも使いやすいし、壊れてないのでベッセルのストリッパーは勝手満足のストック状態になりそうな気もします
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