先ずはビールをお願いします。

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ダウンライト用Mバーカッター


MDC-50を買う


マーベルのMDC-50です


パッケージ写真


中身



一般の人には縁のない道具ですが工事業者にとってはとっても役立つ時があるんですコレ!

ついに必要な場面に出くわしてしまったので購入です




何に使うかって?


ダウンライトを開口する時に当たるMバーを切断する為に使います


Mバーとは軽天下地材(野縁)で使われるシングルバーとかダブルバーの総称です

シングルバー

【出典:八潮建材工業株式会社H.P.ヨリ】

ダブルバー

【出典:八潮建材工業株式会社H.P.ヨリ】

軽量材で天井下地を作るときにこれら野縁材を使って天井を組みます

この下地材にボードやベニヤ等を貼って天井を作りますので軽量下地の場合に必要不可欠な製品がMバーです

現場ではMバーでは区別つかないのでそのままシングルバーとかダブルバーと呼ばれます

…で電気屋にとってダウンライトの開口の時に天敵になるのがこの下地材であるMバーなんですがそれを切断する為に使う道具がこのダウンライト用Mバーカッターなのです

どういう時に使う?


だいたい天井下地はシングルバーが303ピッチ(単位ミリ)で組まれボード等天井材の貼り合わせ位置等ではダブルバーが組まれています

参考写真




天井の強度に影響するような埋込照明等の場合下地調整がおこなわれ下地の段階で開口がすでに出来上がります



小径なダウンライト等まで予算の都合下地調整されない場合とか施工上容易ではない場合とか既存の天井利用とか図面がないとか様々な理由により天井材が仕上がってからの開口等あります(笑)

他にも追加や変更等といった場合もあり

例えばこんな状態の下地が




こんな状況になってからとか…



かろうじてパテ跡ありますが下地がない所に開口がくるとは限りません


図面に壁面から1200ミリでダウンライト照明とか書かれてありますと通常は参考写真のようなピッチで下地材は組まれていますから天井下地は天井入隅(天井と壁面の交差部分の凹み)からほぼ303ピッチ(尺間:しゃくま)でバー材が入っています

1200ミリを壁面からとるとなるとほぼ4尺近いので尺間で入っている下地材であるバー材がだいたい当たります

下地があると器具が入りませんから取り除いてあげなくてはいけませんが施工状況によってはこいつが厄介なんです

余談ですが、軽天で3大天敵が親バー・ハンガー・Mバーです

ちなみにわざわざ開口した所に梁やダクト等があって深さが取れない時はさすがのデザイナー様もあきらめてくれます(笑)

ってか設備設計出来る人や建築士だと梁とかダクトとか配管とかまで計算済だったりする上、それすらも自ら設計したり出来るのでレイヤーでそれらと器具が重なる事もありませんし下地材を切断するのもあまり好みません

尚且つ、下地組みの状況まで把握してたりしますから避けた位置にだいたい設計されてます

見栄え重視のデザイナー様は見えなくなる天井の中等どうでもいいですから見えない所ほど点検や補修やメンテがきかないので気を使って丁寧にやるような設備業者とは真逆な感じだし、わからない分野の設備系等は外注にプランさせますから空調・衛生・ガス・消防・電気設備図等さらに梁や補強等の建築図のそれぞれが重なり合う事なんて軽天当たる以前にザラですし外注プランナー設計だったりするとズラした時の照度イメージもできなかったり見栄え優先ですから軽天当たろうがその位置につけたがります

下地切って空けてみたらフトコロないとかね

内装管理がいたりビル管理等がいて好き勝手出来ない現場では門前払いくらうような図面を書く方もいたりするぐらいです

まあそんな時は見えれば確認出来るし文句ないだろうと大技スケルトン天井を発動して回避してくる事もあります

ただし世の中は広いですからその辺も理解あるマトモなデザイナーや建築士資格を所得しているデザイナーもおられるんですが運が悪いのかそういう現場は1割も満たしません(笑)

     

基本軽天ばさみとホルソー


そんな天敵下地材に当たった時に開口が大きければ切断も容易なんで苦でもないですが開口が小さいとボードまで仕上がった状況では段々難儀になるんです

しかもダウンライトの開口はほとんどの場合丸穴です

だいたい100パイ(直径10cm)ぐらいのダウンライトでしたらホルソーとハサミで空けれちゃいます

ハサミといってもその辺にあるハサミじゃございません

軽量を切断するのに最適なハサミです

必需品ですので新品のヨビも持っております



佐藤機工株式会社の倍力カッター

通称「軽天バサミ」

T110



現在の現場用

よく切れる優れもの!

左手で切らなきゃいけない場面もあるのでできれば左利き用のヤツも欲しい




ペンチよりも使うので軽鉄絡みの時はペンチと交換で腰道具にインしてます




ところがこのハサミすら使えない小径のダウンライトがあるんです



わかりづらいですが50パイ(直径5cm)のダウンライト

完全に空いている状態であっても手首まですら入りません

電線でさえビタで配線しとかないと開口から引き出すのも容易じゃありません(笑)

ちっちゃいのでうまくすれば下地避けますが

運が悪いと

シングルバーかすったり




ダブルバーど真ん中



といった具合に下地が当たるんです

ど真ん中の場合50パイのホルソーを使えば1発で空くんでしょうけど50パイのホルソー持ってませんし、かすって当たってる場合ちっちゃいホルソーで切っても穴がちっちゃいのでMバーのかえしの部分をうまく切断できなかったりします

遠藤照明等のクソ器具のように完全に穴が空いてないとフレームが入らないような器具だと切り残しがちょっとでもあっただけで入りません

いつもですとホルソーとハサミで何とか空けますが仕上がった天井でやるにはダメが出てしまいます

なので必要なんじゃないかと今回奮発して購入しちゃいました



そんな時に役立つのがダウンライト用Mバーカッター


どうやって使う


取説掲載



先端部であるヘッドが入れば後はハンドル締めればバー材を噛み切ってくれます

コレがヘッドの先端部



Mバーで1番硬い立ち上がりのかえしの部分も食いついてバツン!とカットしてくれます

50パイ~用なのでヘッドの太さは直径20ミリ

20ミリのスキマがあれば切り出す事できます

20ミリなければ20パイ以上のホルソーで1発抜いてあげればヘッドを突っ込めます

その後コチヨコチョ地道に気長に穴を広げていくだけです

面倒なら穴の際当たりの両側をよく使う27パイぐらいのホルソーで抜けば後は切り残しを噛み切らせてあげるだけ

ちっちゃく残った部分をハサミ入れて落としたり叩きこめます

サイトにあった写真は125パイ用のものですがこんな感じで使うんです





ただ75パイ以上になるとホルソーとハサミの方が全然早く切れるのでハサミ入れづらい50パイが1番活用しちゃいます

力いりませんグリップ持ってハンドル締めるだけ

初めて使いましたがなかなかな優れものです

開口大きいダウンライトでも5ミリぐらいのチョイかぶりなんかはハサミよりもかませて1発カットのコイツがあれば楽なのを知りました

ボード等天井材貼り終わりからの穴あけは下地に当たらないのが1番

通りで1台当たれば皆当たる!

5cmも逃げれば当たらないをわかっていながらの開口はナントモカントモニンニンでござる

今の世の中こんな道具まで出ていて良かった


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